ここ数ヶ月異なるタイプのプロジェクトに参加をしてイラストを描く機会がありました。
最近その一つが終わりました。絵をつづけることはなかなか難しいことが多いけれど、
続けてきてそういう機会に恵まれることはありがたいことです。引き続きがんばっていこうと思っています。
しかし長期に響く台風の影響で、不安と共に予定が立てられない方も多いと思います。
お仕事柄てんやわんやの方々(農家の方、救助の方)多いと思いますし、
そうでない場合は、家でゆっくり音楽を聴いたり、本を読んだりするのが一番かもしれません・・
さて今日は(も?)音楽の話です。
この人の一音で胸がグッとか、キュンとかくることがありますよね。
ミュージシャン自身も子供の頃から聴いてきた音楽が体に残っていて、その音が癖で出るのかなぁと思います。
好きな音楽は様々ですが、私がよく聴いているジャズピアニストBrad Mehldau(ブラッド・メルドー) について。
この人の音にもそんなところがあります。
(絵は数年前にコンサートを観た後で描いたものです)
よく左手と右手が別々の動きをするのが特徴と言われています。私には大空に2羽の鳥が離れたりくっついたりしながら、最後にはくっついて(いわゆる即興後の着地点)、遠方に飛んでいく詩的な風景が浮かびます。
ビートルズが好きな私にとっては、よくカバーをしてくれることもかなり嬉しいことです。
コンサートは、ギタリストPat MethenyとBrad Mehldau Trio(鎌倉芸術館)、ソロコンサート(大手町ホール)の2回。
ソロコンサートでは数曲の即興後、ビートルズのカバーを何曲か弾く対照的な構成でした。 予約のサイン会もあって行きたかったなぁ・・列を羨ましく眺めながらの興奮の帰路でした。
ビートルズのカバーアルバム (Your mother should know)も出していて、一曲目はI am the Warrus。
ポールの曲は普遍的でキャッチーなスタンダードが多いのでカバーされることが多く、 ジョンの場合はジョンの声の魅力を超えられないからカバーする人が少ないとも聞きます。
Bradもポールのカバーが多いので、このカバーはちょっとレア。カッコいいです。
ちなみに日本版のこのアルバムのボーナストラックはD.BowieのLife on Mars?
このために日本版を強くおすすめ。美しいです。
色んなタイプのアルバムを出しているので好き好きが出ると思うけれど、スタンダードを集めた「Blues and Ballads」というアルバムが個人的にも聴きやすいなと思います。この中のAnd I love herは10分近い演奏だけど、最後の頃は涙が止まらなくなってしまいます。
Brad Mehldau trioのドラマーJeff Ballardは、数年前に静岡のLife Timeでトランペットのavishai cohenのトリオで聞く機会がありましたが、お客さんは15人ぐらいでした…😿
最近Brad Mehldauはバッハへのトリビュートアルバム第二弾 ”After Bach II”と、私はあまり聴いてない作曲家フォーレをテーマにしたApres Faureを困ったことに同時に出してしまいました。バッハの前作はとても良くて今もよく聴いているので、今度はフォーレにしようか、バッハIIは図書館でお世話になろうか・・と財布を覗く毎日です。
私はジャケットが好きなので、CDを買いますが、最近の車はCDプレーヤーが付いていないのですね。
この先どうしようかと考えます
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