毎日雷のなる夕から晩、怖い音が響いて耳を塞ぐ毎日です。
でも自然現象じゃない爆音は過去にも、今でも他の場所でも起こっているのですよね。
今月、戦争についてドキュメンタリーをいくつか見ました。
そのうち一つは、特攻 やましき沈黙。
非人道的作戦と皆がわかっていながら海軍には誰も口に出せない雰囲気があったこと。
それから"玉砕”の島を生きて~テニアン島 日本人移民の記録。
洞窟に色んな家族たちが隠れている中、生き残った軍人が入ってきて、子供が泣くと敵軍に見つかることを理由に、母親たちに殺めるよう強制させたこと。あるお母さんは息を吹き返した子供をもう自分ではできずに、まだ10歳ほどの長女に最期をお願いしたそうです
うまく言葉に表せないけれど、敵は敵国というよりも、最後は味方の中、組織の中に存在してしまうんだと改めて考えさせられました。
数年前に描いた絵です。
描いてから数年しか経っていないのに、その時から空気感がはっきりと違うことを感じます。
平和を育てるにはどうしたらいいのだろう、毎日問いていきたいです。