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カリビアンクリスマス

久しぶりに書きます。

今年一年を振り返ると、親のことなど家族の変化が色々ありました。

仕事、依頼をいただく絵や、個展を2回もつ機会に恵まれたことは嬉しいながら、

オリジナルの絵を描く時間がとれず、描くエネルギーや気力を保つことがなかなか難しかったです。

イラストレーターの方達はここを乗り越えて続けているんだなあと改めて考えました。

 

以前は毎日5分だけでも何かをかくことを続けていた初心に戻りたい、

野鳥観察の時期もやってきたし、好きな音楽や映画のことももっと書きたいし描きたいと思います。

それから世の中のこと。落ち込んだり腹立たしいと思うニュースが多い昨今、そんな雰囲気を変えていく絵も描きたいです・・

 

さて今日は久しぶりに一日リフレッシュして外出。

去年まで参加していた静岡のフランス語学校エクラタンで、マルティニーク出身のシリル先生のカリビアンクリスマスの会に参加しました。

 

カリブはこの時期20度から30度、サンタもビーチで裸足、ヨーロッパが歌うクリスマスなら、こちらは皆踊って祝うそうです。アフリカンリズムの演奏者たちが家々をまわってどんどん周囲を巻き込んで楽しく過ごす様子はカリブ地域ならでは。

 

そして待ってました、マルティニークでよく食べられているパテ・サレ! シリル先生自作です。

パテサレは、パイ生地の中に色々詰めてオーブンで焼いたもの。ミートパイのような感じです。

色が薄い方が豚のパテ、濃い方がたらが入っています。パッションフルーツと香辛料を混ぜたジュースにラム酒を入れて一緒に。

あまり量を飲めない私ですが、もう一杯。これはカリブのカクテル「ティポンシュ」。ラム酒にサトウキビとライムを入れてロックでいただきます。ラムは40度から強いものは70まであるので、喉にカッときます。

でもきび砂糖の甘さが和らげてくれる、そんな不思議な味です。

一緒に参加した友達はくじ引きでラム酒のボトルを当ててびっくり。クレープの種に入れたりもできるそう。

 

いつかカリブのクリスマスも経験してみたい! そんなユニークなクリスマスを一足先に体験できて楽しかったです。

 

帰りにエクラタンで仕入れているロゼワインを自分用と友達用に。

自分用にはトカゲのマーク入りのラベル、幸運のシンボルなのだそう。

 

幸運とまではいかなくとも、穏やかな年の瀬と年明けが、どの人にも訪れてほしい。

そう思う12月です。