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Black&White イラストレーション展に参加します

18日日曜まで外苑前のギャラリーダズルのグループ展に参加しています。

普段彩色することが多いのですが、初めてのモノクロームです。

 

しばらく前から、数年前に亡くなったセキセイインコのピースとの別れの日までを描きたいと思っていました。

元々小鳥よりは犬や猫の方が好きだった私が小鳥を飼い始めたのは、当時一緒に住んでいた家族の元気がなく、小鳥ならきれいな声が聞けるし家が明るくなっていいな、という気軽な気持ちでした。ところが、思った以上に人になつき、性格もはっきりしていて、一緒に過ごす日々は驚きの連続。その後私は家を出て一人暮らしをする際一緒に連れていき、そこでも小さな体ながら太陽のような存在になっていきました。

 

留守番隊長と命名して外出中の家を守ってもらいましたが、可哀想だった、インコは原産国のオーストラリアでは大群で暮らしていて孤独に弱いそうなので、もう一羽かってあげればよかったなと後悔しました。

 

 

 

当時ギターを練習していた時に一緒に合わせた、かなり気が抜ける音声があります。

https://www.youtube.com/watch?v=L-_lONUbCuU&t=2s

 

もう亡くなってからしばらく経つのですが、その後野鳥に興味を持つようになって、とうとう野鳥の会にも入ってしまいました。

そして一本の木を見るたびに、この中ではピースのような可愛い鳥たちのワールドが繰り広げられてるんだなと想像するだけで、豊かな気持ちになります。一羽の小鳥から与えられたものは想像以上に大きかったのでした。

 

出会いから別れまでを描くには時間がなく、断片を拾っていったら最後の日々が多くなってしまいましたが、思い出してスケッチしたものを小さなzineにまとめ、ギャラリーにも置かせてもらっています。

インコ飼っているとあるあるなネタや、インコだけでなく、ペットを失った気持ちを一緒に読んで感じていただけたらと思っています。

 

 

 

18日日曜17時までの開催です。私の絵は小さく点数も多くないのですが、他のイラストレーターの方々の作品が素晴らしかったので、お近く通られる時にはお立ち寄りいただければ幸いです。

 

詳細はこちら→ https://gallery-dazzle.com/exhibitions/black-white-part2-3/