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Burt Bacharach forever!

今年の冬は続けてミュージシャンの訃報を知って落ち込むことも多かったです。その中のひとり、Burt Bacharach(バカラック)の心踊る音楽には何度か励まされてきました。


学生時代に初めて外国に行った時にホームステイ先で言葉は通じない風邪はひくしでホームシックだった時、部屋にピアノや(お母さんがピアノの教師だったので)楽譜がいくつか置いてあって、簡単で私でもメロディが弾けそうなのがClose To Youでそれを弾いてよく慰められました。洒落た歌詞も好きで、初めてのバカラック体験だと思っていました。

が・・何度かバカラックの特集番組を最近聞いて、おそらく一番最初に聞いた曲は多分これだ!とChristopher Crossのニューヨークシティ・セレナーデ(Arthur's Theme) を聞いて確信しました。

クリストファークロスとバカラック夫妻(当時)の演奏です↓

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Qi0JO5p9tmY&fbclid=IwAR1aUjfEZ9pJPAJ3lFi0M6MO8X3cyJB-nfSG8i0vq9pXN7EsbMV9J-zCqNk

洋楽に目覚めた小学校高学年の時に、ビルボードトップ100でいつも1位で、当時はふむふむという感じで、逆に大人になってからシンプルでロマンチックなメロディと、”When you get caught between the Moon and New York City, the best that you can do..”の歌詞にうっとりしてしまうのでした。これがバカラックと当時の奥さんも含めての共作と数十年も経ってから知ることになるとは…うれしい。

この機にバカラックが担当した先述の映画の主題歌”Mr.Arthur”というコメディや、ニューマンとレッドフォードがめちゃかっこいい”明日に向かって撃て(Butch Cassidy and the Sundance Kid)”、プレイボーイがはまりのマイケル・ケインの”Alfie”などの映画もみました。

どの映画ももちろんいいのだけれど、バカラックの曲がさらに映画を魅力的にして(けして映画に合わせているという感じでないのもいい) 、バカラック本当にありがとうと勝手にお礼を言いたい気持ちです。

バカラックご本人はAlfieが一番好きとのこと、私もなんです、嬉しいバカラック!! (笑)


もちろん他にも名曲たくさんありすぎますが、最近Elvis Costelloとの共作も出たようなので、買いたいなぁ・・とお財布とにらめっこです。

車で最近バカラックをずっとかけているのですが、父を病院に連れて行くときに、Rain drops keep falling on my.. がかかったら、この曲は昔の曲だよなと思い出してくれたのが嬉しかった。まだ大丈夫なようです^ ^; 音楽の力って偉大。