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雑貨屋さんと、昔の自分とこんにちは

恵比寿駅の前の道旧山手通りのあたりでしょうか、とても懐かしいお店を見つけました。多分あのお店だと思いながら店内に入って、置いてあるお皿を見ながら確信しました。

 

大学を卒業してから数年間東京の洋服屋さんで働いていたのですが、部屋を借りた後、一人暮らしするための色々なものを買いに、恵比寿にやってきました。雑誌で見つけたこのお店に来ることが目的でした。

 

ここでアフリカ風のカゴ、ベットカバー、青色のお皿・・いくつか買い物をしてえっちらこっちらと新居に戻ったことが懐かしくなって、お店の方にもはしゃいで話をしたらここのお店は30年以上やっているので間違い無いですよと一緒に喜んでくれて、さらに嬉しくなってしまいました。

 

その時に買ったお皿はもう処分してしまったのですが、同じような柄の小さなコップを一つだけ買ってお店を後にしました。

その頃の私はこれから始まる新しい生活にワクワクしていました。仕事は大変でしたが、お店ではいいお客様にも恵まれて色々な出会いがあり、良かったと思うことも・・でも振り返ると切なくなることも多いです。

 

 

 

これがコップ。当時の自分と今の自分を繋いでくれる愛らしいコップです。

 

 

その後もう足が棒になってしまい、タクシーを捕まえて外苑前に向かいました。(続く)