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東京展覧会巡り 1

久しぶりのブログになってしまいました。

 

この2年半コロナ禍に始まり、世界的な辛いニュースに怒ったり落ち込んだり、個人的にも家族に不調が現れ、私自身も仕事のやり方の変化、更年期だろうなぁという症状…

体力的にも気持ち的にも落ち込み気味な時があったりして、何かをやろう、ブログを一つ書こうとしてもできないことも度々ありました。

 

先日、最近イライラしている人が多いのを見るのが辛いという話を仕事場でしていて、私も同じことを最近ずっと強く感じていました。イライラは連鎖する。きっと私も気づかずイライラしていることは度々あるだろう。不愉快なことは多々あるけれど、冷静にそれと接していくこと、夜寝る前はニュートラルな状態でいることが大事だなぁと思っています。

 

季節も冷房も暖房も不要な季節。野鳥も渡り始めて、虫の声が朝晩と響いて、紅葉がちらほら見えて自然を感じる季節。

ひやっとした空気も気持ちの切り替えにいいときかな。

 

・・・

 

しばらく前だけど、9月の頭に、イラスト仲間の個展の最終日に合わせて、1年以上ぶりに東京に行きました。これまた久しぶりの高速バス、家の近くから乗れるので便利で、塾に通っている頃は毎月利用していました。

 

やっぱりコロナの影響か空いている席が多かった。半分は熟睡です。

 

7時前のバスに乗って、まずは渋谷から六本木のミッドタウン内のSTYLE MEETS PEOPLEというお店に向かい、荻原美里さんの展示を観ました。instagramで拝見してその静謐な絵が好きで、原画を見ることをとても楽しみにしていました。何層にも丁寧に重ねられた水彩の多様な塗り方に改めてうっとりしました。やはり画面越しでは伝わらないものが絵を目の前にすると湧き出てきまするね。12月にはスペースユイで個展があるそうです。

 

お店の商品も素敵なものが多く、スカーフはいつか欲しいなぁと思いました。

 

 

 

大きなミッドタウンの敷地内、それでも私が見るのは足元のかわい子ちゃんでした。

 

 

その後六本木から恵比寿に移って、代官山のAgoeraさんの個展へ。

昔は雰囲気が好きで、よく恵比寿のガーデンプレイスや代官山にいきました。今も昔の同僚が店長を勤めるお洋服屋さんがあって数年前まで時々いくことがあったのですが、ここ数年は行けず・・

 

そのせいもあって恵比寿から代官山の展示の場所まで迷ってしまい、暑い中1時間以上歩いてしまいました。代官山というくらいだからほとんど坂道で、細道の先は行き止まりも多い。

 

途中代官山駅の隣のお店で冷をとってお店の方と一緒に地図をにらめっこして、腰を上げて向かいました。その途中、革を扱うお店でファスナーの壊れたお財布を直すべく先につける革ストラップをつけてもらい(これは面白かったのでまた書きます)、しばらく歩き続け、ようやくMONKEY GALLERYにたどり着きました。

 

Agoeraさんご本人もいらして少しお話が聞けて嬉しかった。秋には個展が浜松であるそうです。

デンマークのハマスホイの作品を以前に観た時と同じ、なんでもない落ち着いた日常の一瞬の大切さを感じた展覧会でした。 

 

 

その後代官山駅まで歩きながらたい焼き屋さん「椿庵」を見つけて、おしゃべり。

たい焼き屋さんは文京区から毎日代官山のお店まで通っていて大変なのよーと笑って話していて和みました。

 

 

 

恵比寿からここまで1時間もかかって疲れちゃったと話していたら、距離は近いからタクシー使った方が楽ですよとすすめられて、恵比寿駅から乗ろうとしばらく歩くと、観たことのある雑貨屋さんを見つけ・・

 

長くなったので、続きは次回に